赤ちゃんへの贈り物と言うと手作りの「スタイ(前掛け)」が思い浮かびますね。今はいろいろな形やデザインのものが販売されていますが、マタニティ期間中に、赤ちゃんへの贈り物として手作りすると言うママもいるのではないでしょうか。今回は、家にある使わない布やお気に入りのものを使って、簡単且つ可愛く、スタイ制作をしてみたいと思います。家に材料がない!という方でも、100均の手ぬぐいやガーゼを使って十分に使えるスタイが作れますよ。早速紹介したいと思います。
用意するもの
布地(表・裏各1枚)
綿素材のものがおすすめ。今回は私の不要となった服を活用しました。(ユニクロのワンピースとハニーズのチェックシャツです。)布を購入される場合は、ぜひ肌にやさしいものを選んであげてくださいね(^^)同じ柄のものでもOKですが、表面に出る布地は2枚。
芯地
表面には見えませんが、中に入れる布地を用意します。ガーゼや厚みのある芯地がおすすめです。今回は100均で購入したクラフト芯を使用しました。布地が薄めだったので、吸水性を高めるために入れました。特にガーゼは軽くて吸水性もよく、洗濯時も乾きやすいのでオススメです。
芯地は形をキープしやすいのでデザインや用途に合わせて準備しましょう。
布切りバサミ
裁縫セットに入っている布用の大きなはさみです。きれいに布をカットすることができます。裁縫屋さんで探してみてくださいね。なければ普通のハサミでもOKです。
チャコペン
鉛筆やマジックタイプがあります。通常のペンを代用しても大丈夫ですが、チャコペンのほうが洗濯で落ちるので安心して使えます。
縫い糸
刺繍糸やミシン糸など。太さに応じて本数を調整して使います。基本的に家にあるもので大丈夫です。
縫針
大きすぎず、小さすぎないものを使います。
まち針
複数の布を重ねて作業するときにずれないように使用します。めんどくさがらず、こまめに刺すのがポイントです。
留め具
留め具はスナップボタン、マジックテープ、リボンなど作りたいものに応じて準備してください。
今回は、簡単に止められるスナップボタン(100均で購入)を用意しました。実際に使う際に、使用しやすいものを選びましょう。スナップは糸で縫い付けるタイプと、部品で挟んで留めるだけのタイプの2種類があります。後者の方が割高ですが、断然便利なので私はこちらをおすすめします。
作ってみよう
まずは作りたいスタイのイメージを固めます。
自分の好きなデザインにアレンジできるので、縁をなみなみにしてみたり、形を丸くしてみたり、
好きな刺繍を入れてみたり、リボンや襟をつけて飾ってみたり…作り方は本当に自由です(^^)はじめはシンプルなものから挑戦すると良いかも。
次に布地・芯地にチャコペンで下書きをします。
作りたいスタイの形に合わせて、要らない紙で型紙を作っておくとよいです。
このように3枚の布地はぬいしろを周囲1センチほど残して同じ大きさに切ります。
線に沿って待ち針を指します。
進行方向に向かって、線の上を通るように刺します。
縫っていきます!
縫い始める場所は、赤ちゃんの首回り以外になるようにしましょう。
縫い方は“なみ縫い”でOKです。
目を細かくした方が、ほつれなどに強くなります。
今回は2~3ミリ間隔にしました。
5~7センチほど残して周囲をぐるっと縫い、一度留めます。
次に曲線となっている部分の、縫いしろに切れ目を入れます。
これをやっておくと、処理がきれいにでき、布の“たぐまり”を防げます。
縫っていない部分を、ひっくり返し口として、表面を外側に出します。
中に棒(チャコペン鉛筆、割りばしなど)を入れて縁の部分を整えます。
さらにアイロンをかけて形を整えておきます。
裏はこんな感じです。
ひっくり返し口となっていた部分をまつり縫いで縫っていきます。
最後にスナップボタンを付けて完成です☆
留め具はこんな感じ。
(おもて)
(うら)
簡単でかわいい~(^^)
旦那さんもマネして、要らないTシャツで一緒に作ってくれました。(雑だけど。笑)
(おもて)
(うら)
柄がファンキーだなぁ。
まとめ
もともとコツコツした作業や、黙々と何かを作ることが好きな私にとっては、ちくちく縫うだけなので、精神統一やリフレッシュとして楽しんでできました!次は動物の形や食べ物の形で作ってみようかな~♪
今回はこのようにあまり制作費をかけずに、案外家にあるものを使って作ることができました!
アイデア次第で意外と使えるものも多かったです♪ぜひ妊娠中のプレママさんや、妊婦のお友達がいる方は、お子様へのプレゼントとして作ってみてはいかがでしょうか(^^)赤ちゃんに会えるのが楽しみですね♪
以上、簡単スタイの作り方でした。
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