妊娠中期から後期にかけて、妊婦健診で「逆子」と診断されてしまった!という方もいらっしゃると思います。多くの産院では、逆子体操を指導してくれます。ママは赤ちゃんの頭の位置が下になるように実践してサポートしてあげましょう。そこで今回は、逆子体操を行う上で重要な「お尻を高く上げること」と「横になる向き」についてまとめてみたいと思います。
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逆子体操のやり方
お尻を高く上げ、頭・胸は床につける
写真のようなポーズをとり、3分~5分キープします。
布団やマットの上で、頭から胸にかけてしっかりと床につけて、お尻はぐっと高い位置にします。この体勢、長時間やるとなると結構つらいです。。。ですが、こうすることによって赤ちゃんは胸のほうへ上がってきて、プールにプカプカ浮いているような状態になります。よりクルッと回りやすい状態にしてあげることができるそうです。
体を横向きに倒す
3分~5分経ったら、次に横向きに体を倒します。このとき寝る体勢になりますが、向きに注意して下さい。逆子ちゃんの体の向きによって左右が異なります。横向きに寝る体勢のまま10分程度キープします。
時間はそんなに重要ではない
ちなみに初めに通っていた病院では、逆子と分かったらすぐに、その場で逆子体操を教わりました。お尻を高くするポーズを20分、横向きに寝るのを40分と言われ、「かなり過酷だなあ。」と感じました。しかし里帰り出産のため受診した別の病院では、「お尻を上げるのは3分、横になるのは10分でよい」と言われ、まさかの指導に「えっ…」。(笑)思わず「そんなに短くていいんですか?」と聞いてしまいましたが「そんなに長い時間だときついでしょ~おなかが張っちゃって早産になるリスクのほうが怖いからやめときなさい。時間はそんなに関係ないからね~」と言われてしまいました。
横になる(寝る)向きについて
先程の逆子体操の過程で、横になる際の‟向き”についてお話します。横になる向きは、‟赤ちゃんが向いている方向が下になるようにする”のが正解です。自分から見て、おなかの赤ちゃんが右を向いていれば、右を下に。左を向いてれば、左を下にします。赤ちゃんは手足を前に抱えて、丸くなっているような姿勢をとっていることが多いので、くるりと前転するようなイメージですね。
これを逆に行ってしまうと、現在の赤ちゃんの向きをそのまま維持する体勢となってしまい、あまり効果がないので注意しましょう。
体勢がつらいときは無理をしないこと
妊娠後期からはおなかがますます大きくなってきて、普段通りに生活することも大変になってきます。逆子体操はおなかを圧迫することにもつながりますので、かならず無理のない範囲で行うようにしましょう。体調がすぐれないときには、向きだけを考慮してゆったりと横になるだけでも大丈夫です。不安なことがあるときには、かかりつけの産院の先生や助産師さんに相談してみてくださいね(^^)
まとめ
逆子体操のポイントについてご紹介しました。逆子と言われると、「帝王切開になるかも」「どうしてこうなっちゃったんだろう」など不安に感じてしまうこともあるかもしれません。ですが、ママがリラックスして過ごすことが出産には1番大切なことです。
逆子は自然に治ってしまうことも多く、実際には逆子のままでいる赤ちゃんは全体の5%ほどという数字も出ているようです。決して無理をせず、「今はまだ回りたい気分じゃないんだな~」「気まぐれな赤ちゃんだな~」と優しく見守ってあげましょう(^^)
また、逆子が治った体験談を別な記事にまとめています。詳細はこちら↓↓
赤ちゃんに会えるまでもう少し!
素敵なマタニティライフを送りましょう♪♪
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